第55代国府津駅長 倉内 雄太さん

第55代国府津駅長 倉内 雄太さん

 国府津駅の1番線ホーム、東京寄りの最先端から見える雄大な海の景色。皆さんは立ち止まり、眺めたことはありますか? 改札から遠く離れた地点にあたるので、わざわざそこまで行ったことがないという方もいるかもしれません。
 「出勤するときはあえて端の車両に乗って、ここから広がる海を眺めてから行くのが好きなんです」と話すのは、昨年7月に着任された第55代国府津駅長・倉内雄太さん。倉内駅長はいま、国府津駅を通して地域や鉄道の輪を広げていこうと、さまざまな取り組みを進めています。昨年実現したJR東日本・東海道線とJR東海・御殿場線とのコラボイベントもそのひとつ。線路は隣り合いながらも、長らく〝近くて遠い存在〟だったという両社の連携は、この企画をきっかけとして少しずつ育まれてきました。
 「松田駅や山北駅とは鉄道遺産の共通点も多く、一緒に企画ができたら面白い」と倉内駅長は声を弾ませます。
 また国府津駅や東海道線の乗務員が所属する国府津乗務ユニットでは、地域イベントへの参加や保育園への出前授業の開催などを通して地元と積極的に関わり、絆を深めています。ヤッホーの活動にも関心を持っていただき、「みかんまつり」へのご協力のほか、ヤッホー主催の「まちあるき」では倉内駅長自らゲストスピーカーとしてお話いただきました。
 「国府津駅は近隣の駅と比べても珍しく、改札を出てすぐにまちが広がっています。駅と地域が物理的にも心理的にも近く、駅に愛着を持ってくださる地元の方が多いと感じます」
 長い年月をかけて地域と寄り添ってきた国府津駅。これからも地域とともに息づき、このまちに新しい活力をもたらしてくれる姿に期待が高まります。

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