「ヤッホー!」の声にまちが包まれた 第4回「みかんまつり」
神奈川県下で最も古いみかんの栽培地といわれる国府津。みかんの収穫の時期に合わせ、みかんに感謝する「みかんまつり」が11月29日(土)に開催されました。主催は、ヤッホー国府津村役場(以下、ヤッホー)、会場は国府津の海に面した施設「BLEND PARK」です。
毎年人気なのは、地元農家のみかん販売コーナーで、今年は6農家のみかんが並びました。生産者によって大きさだけでなく味や匂いまで違うみかん。地元のみかんを一挙に買えるのはここだけとあって、朝イチで買いにくるおばあちゃんもいました。
また近年注目されているのは、「みかん仮装パレード」です。みかん色の衣装を身にまとった人は誰でも参加できるパレード。今年のパレード参加者は170人を超え、昨年の150人から増加しました。「こども音楽教室」(開成町)による童謡「みかんの花咲く丘」の演奏後、JR東日本・国府津駅長の「出発進行!」の合図で、「ヤッホー!」の掛け声とともに歩き出しました。
「ヤッホー!って声と音楽が聞こえてきて、患者さんと窓からパレードに手を振りました」と話すのは国道1号線沿いの歯科の受付の女性です。沿道で見守っていた方たちからは、「パレードの列が長くてびっくり」、「華やかだった」という声も聞かれました。
新しい取り組みも行なわれました。ヤッホーのメンバーが手作りした①「顔はめパネル」、②JR東日本とのコラボ、そして③みかんの木の植樹の3つです。国府津の商店街にあるお店をモチーフにした「顔はめパネル」は、まちの散策を楽しんでほしいという思いから、1号線沿いのさまざまな場所に7カ所設置しました。
JR東日本とのメインのコラボ企画は、「子ども駅長の撮影体験」です。駅長の白い制服を模した衣装を着て子どもたちがポーズを決めている様子に、周りの大人たちも笑顔になりました。
みかんの木の植樹に参加した加藤小田原市長は「今、国府津は国府津ならではの盛り上がりをみせている。地元の方やJRの職員さんなどがこれだけ関わっているというのは他にない」とコメントしました。
「みかんまつり」の運営は、協賛金とメンバーの会費を中心に成り立っています。協賛金を出してくださる店舗は、昨年から数を増やして41件でした。不景気にかかわらず、「国府津は活気があるね」という声が聞こえます。小さなまちの小さいけれども大きな変化。そんなことを感じたみかんまつりでした。







