山とまちのくらしをつなぎたい! ヤッホー山部が始動
ヤッホー国府津村役場(以下、ヤッホー)は、2024年6月より二宮町のシイタケ農家(今田 由季子)さんと、国府津周辺に土地を持つ農家さんのご協力のもと山林整備活動を開始しました。
この企画は、ヤッホーの副村長・上垣 喜寛の発案から始まりました。上垣は、市民自らが地域の山で林業をする「自伐型林業」を応援する仕事を全国で行なってきましたが、2020年に国府津に引っ越して、自分が住む地域の山にも関わりたいと思うようになったと言います。自宅に薪ストーブがあって、冬になると薪を消費するくらしの上垣。「薪作りと山の手入れ」をセットにして地域の山に入ることができないかと、この活動を思いつきました。
国府津駅から車で約10分の山が活動場所です。もともとは、先人たちが燃料としてクヌギやコナラを植えて大切に管理していた山林でしたが、約50年も手入れがされず、アオキと笹で一面が覆われ荒れた状態となっていました。
専門家を招いて整備の方向性を打ち合わせ、夏から活動を開始。ヤッホーメンバーをはじめ、SNSで活動を知り参加を希望した方々とともに、1ヶ月に2回ほどのペースで整備を進めました。道具は、ヤッホーらしく国府津の商店「神田屋」で購入。3ヶ月かけて笹を伐採しました。笹はチップにして小田原市の市民会館跡地に敷く予定です。また、12月には10本ほどのクヌギとコナラを伐採し、シイタケのホダ木(※)作り。ホダ木として利用できない部分は、薪や丸太のイスとして、1本の木を余すところなく使います。
「ヤッホーのみなさんと手入れした山林のすぐ下は、ホタルがいる水源。水路の復活も視野に入れて活動を継続してほしい」と農家さんは語ります。
活動をとおして、さまざまな体験をしたメンバー。夏はカブトムシやセミ探しに夢中になり、秋はツルでリース作り。冬は笹に巻き付けたパンを焚き火で焼いて食べたり、竹林整備で間伐した竹で家の垣根も作ったりしました。アイディア次第で山資源はこんなにも多様な活用ができるのかと驚きの様子でした。
まちに暮らす人にも山を身近に感じてもらい、いつか国府津の山を、ヤッホーらしく人が集う場所にしながら手入れができたら……そう願うヤッホーメンバー。今後も、薪作りやシイタケ菌の植え付けイベント等を開催予定ですのでご参加お待ちしています。







